こちらの柔和なお顔で、可愛らしい少女の隣にいらっしゃる男性は、Kawaler Orderu Uśmiechuさんで、「ほほえみの勲章」のポズナニ支部長として大いに尊敬を集めておられている方です。
この勲章は、子どもたちの福祉向上のための様々な分野において大きな貢献を果たした人たちに毎年授与されるもので、1968年にポズナニのある雑誌社が創設したものです。
この栄誉について、非常に注目すべき特徴だと私が思いますのは、子どもたち自身が受章者を選ぶという点です。
この楽しげな太陽のような絵は、この勲章のロゴマークです。これはそのロゴデザインを決めるために提出された45,000もの候補の中から選ばれた9歳の女の子のデザインです。
次の2枚の写真は、Kawaler Orderu Uśmiechuさんの名刺の表面と、私へのメッセージとサインを書いてくださった裏面です。
次の私の書の写真は、「破顔微笑」で、彼のお好きな言葉が「微笑」であると聞いて、感謝の意を表するために書いたものです。
さて最後になりましたが、私がこのような立派な方の名刺をいただくという名誉を受けることができた経緯を述べたいと思います。それは2017年11月にポズナニで開催された書展を機に知己を得た特別の友人が、私の二つの希望:つまり(1) 書家として身を立てることと、(2) この藝術であり、また文化である日本の書道というものを世界中に広めたいとの二つの希望のためにずっとご尽力くださり、何人かのポズナニの要人に私の書作品を紹介してくださっており、そのうちのお一人が、この著名な方で、しかも大変ありがたいことに私の書作品にご興味を持ってくださったということです。
<このサイトのトップページへ>